サーバー動作環境
サーバーの動作環境
MumoStream Server は依存ライブラリ不要の単一実行ファイル。ffmpeg・データベース・管理画面まで内蔵し、置いて起動するだけで動作します。
システム要件
製品の特性
| 配布形態 | 依存ライブラリ不要の単一実行ファイル(静的リンク)。 |
|---|---|
| 外部ランタイム | 不要(システムへの ffmpeg / データベース / Node 等のインストールは不要)。 |
| 内蔵 ffmpeg / ffprobe | バイナリに内蔵。初回利用時にデータディレクトリへ展開して使用します。 |
| 内蔵データベース | Pure-Go SQLite(WAL モード)。別途 DB サーバーは不要です。 |
| 内蔵管理画面 | 10 言語対応の Web 管理画面を実行ファイルに内蔵。 |
| GPU | 不要(任意)。GPU があればハードウェアエンコードで CPU 負荷を軽減(既定は無効)。 |
対応 OS / アーキテクチャ
| OS | アーキテクチャ | 備考 |
|---|---|---|
| Linux | amd64(x86-64) | systemd ユニットのサンプルを同梱。 |
| Linux | arm64(aarch64) | Raspberry Pi 等。systemd サンプル同梱。 |
| Windows | amd64(x64) | システムトレイ常駐+サービス登録/解除の bat を同梱。 |
macOS 版の提供はありません。
Mac で使う場合は、以下の代替案が考えられます。(上級者向け)
- 仮想マシン(UTM / Lima / Multipass / VMware など)に Linux を入れその中で Linux 版を実行
- コンテナ(Docker など)で Linux 版を実行(公式イメージは未配布のため自前で構築)
いずれも当方では動作未確認でサポート対象外・無保証となります。用意する Linux は Intel Mac が x86-64、Apple シリコンが arm64 です。なお、将来の macOS 版提供を約束するものではありません。
ハードウェア要件の目安
| 項目 | 最小 | 推奨 |
|---|---|---|
| CPU | 2 コア | 4 コア以上(同時トランスコード数に応じて) |
| メモリ | 512 MB | 1 GB 以上 |
| ディスク | 500 MB〜 | 用途に応じて(変換出力・HLS・サムネ・バックアップ分の空き) |
| GPU | 不要 | 任意(VAAPI / QSV / NVENC 等) |
CPU・メモリ・ディスクの数値は運用上の目安で、ライブラリ規模や同時視聴・変換の数に応じて調整してください。
ネットワーク要件
使用ポート
| 用途 | ポート (既定) | プロトコル | 方向 (サーバー基準) | 必要条件 |
|---|---|---|---|---|
| HTTP(管理画面・API・再生) | 5000 | TCP | 受信(IN) | 常に必要(変更可) |
| HTTPS(TLS 化後) | 5443 | TCP | 受信(IN) | HTTPS 有効化時(変更可) |
| ACME HTTP-01 チャレンジ | 80 | TCP | 受信(IN) | Let's Encrypt(http-01 / auto)使用時に外部到達が必要 |
| ACME TLS-ALPN-01 チャレンジ | 443 | TCP | 受信(IN) | tls-alpn-01 使用時に外部到達が必要 |
| UPnP(SSDP 検出) | 1900 | UDP | 送受信(IN / OUT) | UPnP 自動ポート開放を使う場合(LAN 内) |
ファイアウォールの設定で、待受ポート(5000 / 5443)の受信(IN)を許可してください。UPnP を使う場合は UDP 1900 の送受信(IN / OUT)を遮断しないでください。サーバーからの外向き通信(Let's Encrypt の証明書取得・UPnP 制御・DDNS 更新など)は OUT で、通常は既定で許可されます。
ACME の 80 / 443 は「サーバーがその番号で待ち受ける」という意味ではありません。アプリは自身の HTTP / HTTPS 待受(既定 5000 / 5443)でチャレンジに応答し、ルーター側で「外部 80 → 内部 HTTP」「外部 443 → 内部 HTTPS」の転送を行います。
プロトコル / TLS / 証明書
| HTTP | プレーン HTTP(既定)。LAN 内利用ではこのままでも使えます。 |
|---|---|
| HTTPS / TLS | 有効化すると暗号化通信。HTTP→HTTPS の 301 リダイレクトも設定可能。 |
| 証明書モード | 自己署名生成(既定)/ CA 署名証明書のアップロード/ Let's Encrypt 自動取得(ACME)の 3 通り。 |
| Let's Encrypt(ACME) | HTTP-01 / TLS-ALPN-01 / auto に対応し、12 時間ごとに自動更新。独自ドメイン+外部からの 80 または 443 到達が必要。DNS-01・ワイルドカード証明書は非対応。 |
構成パターン
| 構成 | 必要なこと |
|---|---|
| LAN 内だけで使う | ポート開放は不要。ブラウザで http://<LAN IP>:5000/admin を開くだけ。HTTPS は任意(自己署名で可)。 |
| 外出先からアクセス | ルーターで WAN→LAN のポート転送(UPnP 自動または手動)。固定 IP が無ければ DDNS の併用を推奨。 |
| Let's Encrypt で公開 | 独自ドメインの A レコードをサーバーのグローバル IP に向け、外部から 80 または 443 に到達できるようにします。 |
必要帯域の明示的な規定はありません。再生時の帯域は変換プリセットの映像ビットレート(480p ≈ 1.2Mbps 〜 1080p ≈ 5〜8Mbps)が目安になります。